製品説明
ジェルコントロールシステムとは
ジェルコントロールシステム(以下「JCS」)は電子ブレーカーと呼ばれるブレーカーになります。 JIS規格(日本工業規格)で定められているブレーカーの機能とは、ブレーカーの容量(大きさ)に対して大きな電気が流れた際、一定時間を越えて流れた際にブレーカーが遮断する機能としています。
JIS規格が定める遮断時間および電流値一覧
| 契約kw | A数 | ~124% | 125~149% | 150~199% | 200~399% | 400~499% | 500%~ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 不動作 | 54分59秒 | 29分59秒 | 1分49秒 | 24秒 | 4秒 | ||
| 3kw | 10A | ~12A | 12~14A | 14~19A | 19~38A | 38~47A | 48A~ |
| 5kw | 15A | ~18A | 18~21A | 21~28A | 28~57A | 57~71A | 71A~ |
| 7kw | 20A | ~24A | 24~28A | 28~38A | 37~76A | 76~95A | 95A~ |
| 10kw | 30A | ~35A | 36~42A | 43~57A | 57~114A | 114~142A | 143A~ |
電子ブレーカー「JCS」は、このJIS規格で定められた「一定時間」と「流れた電気の量」を正確にCPUで把握し一定時間以上、電気が流れた場合に遮断するブレーカーになります。
一定時間内であれば大きな電気が流れても遮断しませんので、使用時間が短いエレベーターや機械式駐車場をお使いのマンションでは契約変更と「JCS」を組み合わせることにより大きな削減が可能になります。
通常のブレーカーは熱感知で遮断する仕組みです。そのため、大きな電気が流れた際いつ遮断するか分かりません。
そのため、最大に流れる電気の量でブレーカーを決めなくてはならず、ほとんど削減できません。
電子ブレーカーの構造
- 通常ブレーカーでは熱により遮断するため、計測した最大の電流値でA数(Kw)を決定。
- JCS(電子式)ブレーカーでは電流値と時間を計測し遮断致します。
- JIS規格枠を最大限に活用することにより実稼動に応じた契約容量(Kw)の設定が可能。
ジェルコントロール動作特性とは
電子ブレーカー導入のメリット
マンション共用部の低圧電力で一番有効な契約とは?
一般的なマンション設備を例に、継続的に稼動する設備、断続的に動く設備の内訳を見て見ます。
※1時間以上連続して稼動する設備を連続稼動設備としています。
| 連続稼動設備 | 空調機 | 空調機使用時電流が流れ続ける。(最大で) |
|---|---|---|
| 加圧ポンプ | 水道を使用するため電流が流れ続ける。(最大で) | |
| 排水ポンプ | 水道を排水するため電流が流れ続ける。(最大で) |
| 断続稼動設備 | エレベーター | 昇降中のみ電流が流れる。 |
|---|---|---|
| 駐車場 | 車パレットが動いている時のみ電流が流れる。 | |
| シャッター | シャッターが動いている時のみ電流が流れる。 |
| 負荷設備契約 | 断続運転設備があるため有効ではありません。 | × |
|---|---|---|
| 主開閉器契約 | 断続運転設備があるが、全設備が同時稼動するので有効ではありません。 | × |
| 主開閉器契約+JCS | 断続運転設備があり、全設備が同時に稼動してもJCS動作特性に基づき引き下げが可能になります。 | ◎ |
JCSの動作特性により断続運転設備がある場合は契約容量の引き下げが可能です。
マンション共用動力設備にはエレベーターがあるため契約容量の引き下げが可能となります。
- 低圧基本料金の削減であり、使用料金は引き下げられません。
- 設備のパワー・電圧を操作することはありません。
- 現状の使用状況を変更することはありません。
- 削減効果は検針票で確認できます。



